
ゲームサーバー立ててみたいけど、どのレンタルサーバーを使えばいいのかな?



初めてゲームサーバーを立てるならワンコインで簡単にサーバー構築できるサーバーがおすすめだよ!
近頃「VCR RUST」「スト鯖GTA」などの大型ストリーマーイベントがきっかけで、自身でレンタルサーバーを借りてゲームサーバーを立てる方増えています。しかし、実際に自分でサーバーを立てようとすると、情報が多すぎて何からやればよいのか迷いますよね。
この記事では、まず、ゲームサーバーの種類と選び方を説明します。そのうえで、スト鯖運営者の私がおすすめするレンタルサーバーを1つだけ紹介します。
5分くらいで読めるので、サクッとみていきましょう!
レンタルサーバーのメリット・デメリットを理解しよう
ゲームサーバーにはレンタルサーバーのほかにも自作サーバーやSteamサーバーがあります。
自作サーバーは最も自由度が高い反面コストが大きい
まずは自作サーバーを紹介します。
自作サーバーは自分でサーバーを立ててすべて自分で管理する方法です。この方法の、メリットは自由度の高さです。自分でサーバーを選んで設定も行うため、次のような臨機応変な対応が可能です。
- 低スペックから高スペックまで好きなサーバーを選べる
- スペックによっては多くのゲームタイトルを1つのサーバーで管理することもできる
- ゲームサーバー・セキュリティなど細かく設定できる
しかし、自由度が高いからこそ、その分様々なコストが発生します。
- サーバー購入に数万~数十万円の費用が必要
- 固定IPアドレス取得や電気代など月額数千円以上の費用が継続的にかかる
- サーバー構築には技術的な知識が必要のため学習・構築・管理に時間的コストがかかる
このことから、あらかじめサーバーを持っていたり、細かい設定をしたいという方にオススメですが、ただ、ゲームサーバーを立てたいという方にはハードルの高いため、お勧めできません。
Steamサーバーは無料だが制約が強い
Steam(PCソフトのゲーム配信プラットフォーム)で購入したゲームにはSteamサーバーという機能があります。これは、個人でサーバーを購入しなくても、ホストが使用しているPCをサーバーの役割として使用し、他のプレイヤーがそこに接続することでマルチプレイを実現できるようになっています。
この機能の利点は次の通りです。
- 無料で利用することができる
- すぐにマルチプレイを開始できる
無料という大きなメリットがあるのですが、Steamの機能を使うということでデメリットもあります。
- ホストがゲームをプレイしている時しか他のプレイヤーは遊べない
- サーバーのカスタマイズができないことが多い(Mods・プラグインを入れられない)
- 同一ゲームタイトルでも購入した購入したプラットフォームが違う場合、一緒にプレイできない
- ホストのPCスペックが高くないと、処理落ちや処理が重くなる(最悪プレイできない)
全て条件に合致して、元々のゲーム要素を楽しみたい場合は、サーバー不要のSteamサーバーはおすすめです。
レンタルサーバーは両方のいいとこどり(←おすすめ)
最後に紹介するのはサーバーを借りて運用するレンタルサーバーです。レンタルサーバーは、サーバーを借りる分費用が掛かりますが、その分サーバー構築の手間を省くことができる、自作サーバーとSteamサーバーの中間のような手段となっています。
利用するメリットとしては次となります。
- セキュリティ・OS・ソフトなど最低限の設定は実施済み
- テンプレートが用意されているゲームタイトルは15分程度で準備完了も可能
- Modsやプラグインの利用が可能
対してデメリットとしては下記となります。
- 月額数千円のレンタル費用が掛かる(→記事後半でワンコイン裏技運用方法を紹介)
- テンプレートが用意されていないゲームタイトルはサーバー設定が必要(→本ブログで設定方法紹介中)
デメリットももちろんあります。しかし、このデメリットを補うための解決策を本記事・本ブログで紹介しておりますので、トータル的に考えるとレンタルサーバーが最もおすすめのゲームサーバー運用の方法だと言えます。
レンタルサーバー選びで見るべき4点!


レンタルサーバーがバランス的に良いことが分かったところで、次はレンタルサーバーの選び方を見ていきましょう。どのレンタルサーバーを利用するかを判断するとき、確認すべき項目は3つあります。
- テンプレートの種類の豊富さ
- レンタル費用の安さ
- 管理画面・サーバーの処理速度(←優先順位は①②より低い)
①テンプレートの種類の豊富さ
レンタルサーバーにはテンプレートと呼ばれる機能が用意されているサーバーがあります。このテンプレートは、ゲームタイトルごとに用意されており、サーバー新規追加(インスタンス作成)するときにそのゲームータイトルのテンプレートを使用することで、合わせてゲームサーバー構築まで実施してくれるというかなり便利なものとなります。
これがあれば、自身でゲームサーバーの設定をしなくても、サーバー新規追加(インスタンス作成)したらすぐにマルチプレイが開始できるため、必ずテンプレートの種類の豊富さは事前にチェックしましょう。
②レンタル費用の安さ
次に誰もが気にするレンタル費用です。基本的にはプラン(サーバースペック)と契約期間によって、費用が変わります。」
- プラン(サーバースペック)…スペック(主にメモリー)が向上すると料金が高くなる
- 契約期間…期間が長ければ長いほど月当たりのレンタル料は安くなる
契約期間はわかりやすいと思いますが、プランについては、どれにすればよいのか迷いますよね。選択肢「2GB」「4GB」「16GB」「32GB」…と続いていますが、ベストは次のようになります。
- 友達・知り合いと遊ぶことが目的→メモリー8GBプラン
- スト鯖など多くのプレイヤーが遊ぶサーバー運営が目的→メモリー16GBプラン以上
※4GB以下はゲームタイトルによってスペック不足になる可能性あり
これらを踏まえて料金体をまとめると、サービスによって差はありますが、下記のようになります。(割引期間やサービスで金額が大きく変わるので参考程度に…。。)
契約期間\メモリー | 4GB | 8GB | 16GB |
---|---|---|---|
1ヶ月 | 月額2,000円程度 | 月額4,000円程度 | 月額10,000円程度 |
3ヶ月 | 月額1,800円程度 | 月額3,700円程度 | 月額8,100円程度 |
6ヶ月 | 月額1,700円程度 | 月額3,400円程度 | 月額7,500円程度 |
12ヶ月 | 月額1,400円程度 | 月額3,000円程度 | 月額6,200円程度 |
24ヶ月 | 月額1,300円程度 | 月額2,500円程度 | 月額5,600円程度 |
36ヶ月 | 月額1,200円程度 | 月額2,200円程度 | 月額5,000円程度 |
③管理画面・サーバーの処理速度(←優先順位は①②より低い)
①②と比べて優先優先順位は低いですが、サービスの管理画面とサーバーの処理速度も検討要素の1つです。
サーバー運用するときには、次のように様々な処理を行うことがあります。
- サーバー操作(停止・再起動・起動・バックアップ・アップデート)
- ゲームデータのカスタマイズ(Modsやプラグインの反映)
意外とサーバー操作する回数は多いので、可能であれば、気にかけるとよいです。
おすすめのレンタルサーバーは「ConoHa for GAME」
私がおすすめするレンタルサーバーは次となります。
- ConoHa for GAME…ゲームサーバー特化のためテンプレートを使った設定が簡単で早い
もともとはConoHa VPSの1種類のサーバーしかなかったのですが、そこからゲーム機能を外出して、新しいサービスとして始まったものが「ConoHa for GAME」、残りの機能を保持しているサービスが「ConoHa VPS」となります。 そのため、現在ConoHa VPSにもテンプレートが少し残っていますが、今後はなくなっていくと思われます。
オススメの理由を紹介します。
豊富なテンプレートで簡単ゲームサーバー構築
ConoHa for GAMEは数多くのテンプレートが用意されています。その数は何と23タイトル!これは他のレンタルサーバーと比べてもトップレベルの量となっています。下記が用意されているテンプレートとなり、これらであればゲームサーバー構築作業を最小限に削減し、最短10分程度でマルチプレイを開始できます。
Palworld | ARK: Survival Evolved | Arma 3 | AssettoCorsa |
Core Keeper | CS2 | DayZ | Enshrouded |
Factorio | FiveM | Minecraft 統合版 | Minecraft Java版 |
Minecraft Forge版 | Minecraft Paper | Minecraft Spigot | Palworld |
Project Zomboid | Rust | Satisfactory | Team Fortress2 |
Terraria | Unturned | Valheim |
月額ワンコイン運営可能で初めてでも安心!
基本月額換算であるレンタルサーバーでは珍しく、ConoHa for GAMEは時間課金が可能となります。時間課金とは、サーバー(インスタンス)が生成されている時間分だけ料金がかかるというものになります。
この支払い方法を利用して、例えば月額最大8,082円の8GBプランは1時間あたり14.6円となるため、毎週8時間プレイしたとしても、月額料金は500円以下で運営可能となります。
14.6円/時間 × 8時間 × 4週 = (月額)467.2円
常時稼働は難しいですが、初めて使ってみようという方にとってはかなりありがたいですよね。
まとめ:!
いかがでしたでしょうか。
初めてサーバーを構築するときに、大きなハードルとなるのはサーバー構築の難しさと費用の高さです。しかし、ConoHa for GAMEであれば、簡単なサーバー構築・費用も最小限に抑えられます。
- 費用:月額ワンコイン以下で運用可能
- サーバー構築:テンプレート利用で最短10分でサーバー設定完了
ワンコインといえばハンバーガーのセットメニュー1回分にも満たない金額です。その分の費用を少し節約するだけで、友達と何十時間も一緒に遊べる空間を作れるのだから、試してみる価値はあると思いませんか?ぜひこの機会にお試しください!
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