FiveMを利用する際、サーバー管理にtxAdminを利用しますが、txAdminのアップデートを促されることがあります。
これは機能はもとより、セキュリティー的にも最新版にしておいたほうが良いので、本記事でアップデート方法を紹介します。
※本記事はレンタルサーバーを利用している前提での説明となっておりますが、自作サーバーでも設定が可能になっているはずです。もしまだレンタルサーバーをお持ちでない方は下記を参考にサーバーを立ててみてみてください。
txAdminのバージョンが古いとき警告が表示される
txAdminを起動したとき、バージョンが古いと、下記のように警告が表示されます。
これが表示されたときはアップデートを実施する合図となります。
●バージョン6.×.×の場合
●バージョン7.×.×の場合
こちらは、更新することで次のような利点があるので、特別な理由がない限りはアップデートすることをお勧めします。
- 最新機能の追加や更新
- セキュリティー強化
具体的な手順
FiveM公式サイトから本体マスターデータのURLを取得しましょう。
①FiveM公式サイトにアクセスする
②「LATEST RECOMMENDED」ボタンを右クリックして、「リンクのアドレスをコピー」を押下する
※LATEST RECOMMENDEDのバージョンよりも新しいデータもありますが、不安定な可能性があるので利用する際はご注意ください。
③②で取得したアドレスをすぐにコピペできる場所に控える
txAdminの「Dashbord」(ダッシュボード)メニューにある「STOP」を押下してFiveMサーバーを停止させましょう。
●バージョン6.×.×の場合
●バージョン7.×.×の場合
STEP1で確認したFiveMの本体マスターデータをサーバー内に展開しましょう。
①お使いのサーバーのコンソール画面を開く
各レンタルサーバーのコンソール画面の開き方は下記を参照ください。
②FiveMゲームサーバーがインストールされているディレクトリに移動する
「cd」コマンドを使用して、FiveMゲームサーバーがインストールされているディレクトリを開きましょう。
$ cd {ゲームサーバーフォルダパス}
例:XServerVPSで「FiveM」テンプレートを利用している場合、{ゲームサーバーのフォルダパス}は「/home/fivem/server」となります。
③本体マスターデータをダウンロードする
下記を実行して、STEP1で確認した本体マスターデータをサーバー内にダウンロードしましょう。
$ wget {STEP1で取得したURL}
④本体マスタデータを展開する
③でダウンロードしたデータはzipファイルなので下記を実行して展開(解凍)しましょう。
$ tar -xvf fx.tar.xz
⑤ダウンロードしたデータを削除する
④のダウンロードが完了したらzipファイルは不要になるので削除しましょう。
$ rm fx.tar.xz
txAdminにアップデートを反映させるために、サーバーを再起動します。
※レンタルサーバーの再起動方法は下記を参考に実施してください。
txAdminを再度開くと更新されていることを確認できます。
左下にバージョンが表示されるので更新されていることを確認しましょう。