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Xserver VPS × GTA5 マルチプレイ設定方法(Ubuntu使用)

「Xserver VPS」でGTA5オンライン(職業あり)を開始するための設定方法を紹介します。

目次

前提条件

本記事で紹介する手順について、事前条件があります。もし該当しない方は、準備を済ませましょう。

  • 「Ubuntu」インストール済みの「Xserver VPS」サーバーを作成済みであること
  • Steam版ゲームソフト「GTA5」を所持していること

もし、まだもしサーバーを契約していないという方であれば、下記で手順を紹介しているので、契約を進めていただいた後に、本記事をお読みいただければと思います。

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※あくまで参考なので、契約はご自身の責任のもと契約をよろしくお願いします。

マルチプレイ設定手順

では、マルチプレイ設定の手順を紹介します。

今回は「パルワールド」のテンプレートを使用しない前提なので、次サーバーの設定が必要となるため、次の作業を行います。

  1. サーバーのIPアドレスを取得する
  2. サーバーの事前設定とFiveMの起動を行う
  3. Cfxアカウントの作成とライセンスキーの発行
  4. FiveMサーバーの設定を行う
  5. FiveMをインストールしてサーバー接続する

これらの具体的な手順は次の通りとなります。

【手順1】サーバーのIPアドレスを取得する

まずは、ゲームからサーバーに接続するときに必要なIPアドレスを取得しましょう

STEP
Xserver VPSにログインする

Xserver VPSにログインして管理画面に入り、「VPS管理」を表示しましょう。

STEP
サーバーの詳細画面を表示する

設定したいサーバーの「VPS管理」を押下してサーバーの詳細画面を表示しましょう。

STEP
IPアドレスを取得する

サーバー情報内にあるIPアドレスをコピーして控えておきましょう。

【手順2】サーバーの事前設定とFiveMの起動を行う

STEP
サーバーの詳細画面を表示する

【手順1】のSTEP2で表示したサーバーの詳細画面を再度開いてください。

STEP
コンソール画面を開く

画面右上の「コンソール」をクリックしてください。

STEP
「root」アカウントでログインする

コンソール画面が開くと、ログインを指示されるので、下記手順でログインを実施してください。

  1. loginに「root」を入力して「Enter」キーを押下する
  2. Passwordにサーバー作成時に設定した「コンソールログインパスワード」を入力して「Enter」キーを押下する
STEP
SteamCMDをインストールする

Steamからサーバーをインストールするために、その操作ができるSteamCMDをインストールします。

次の順番にコマンドを実行して、インストールしてください。

$ sudo dpkg --add-architecture i386
$ sudo add-apt-repository multiverse
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo apt-get install steamcmd
コマンド実行中の注意点

コマンド処理を行っている中で、選択肢が表示されることがあるので、その時は次のように選択しましょう。

【sudo add-apt-repository multiverse処理中】

・下記記載で処理が止まったら「Enter」キーを押下して、処理を続行しましょう。

【sudo apt-get dist-upgrade処理中】

・下記記載で処理が止まったら「y」キー→「Enter」キーを順番に押下して処理を続行しましょう。

・下記が表示されたら、「Tab」キーを押下して「OK」をフォーカスさせて「Enter」キーを押下しましょう。

・下記が表示されたら、「Enter」キーを押下しましょう。

・下記が表示されたら、「Tab」キーを押下して「OK」をフォーカスさせて「Enter」キーを押下しましょう。

【sudo apt-get install steamcmd処理中】

・下記記載で処理が止まったら「y」キー→「Enter」キーを順番に押下して処理を続行しましょう。

・下記が表示されたら、「Tab」キーを押下して「OK」をフォーカスさせて「Enter」キーを押下しましょう。

・下記が表示されたら「上下」キーで「AGREE」を選択肢したあと、「Tab」キーで「OK」をフォーカスさせて「Enter」キーを押下しましょう。

・下記が表示されたら、「OK」がすでにフォーカスされていると思うので、「Enter」キーを押下しましょう。

・下記が表示されたら、「Tab」キーを押下して「OK」をフォーカスさせて「Enter」キーを押下しましょう。

STEP
DBのインストールと初期設定

サーバーを建てるときは、事前にデータベースを作成しておく必要があるので、その設定を行いましょう。

具体的な手順

①下記を実行してMariaDBをインストールする

$ apt install mariadb-server

※「続行しますか?[Y/n]」という質問が表示されたら「y」→「Enter」キーの順番に押下してください

②セキュリティー設定する

下記を実行することでセキュリティー強化のための設定を順をおって実施できます。

$ mysql_secure_installation

③ひとつひとつセキュリティー設定を実施する

下記はrootアカウントのパスワードの設定を確認しているため、任意のパスワードを入力後、「Enter」キーを押下してください。 ※セキュリティーのため入力内容は表示されません

Enter current password for root (enter for none):

下記はunix_socketプラグインを使った認証に変更するかを確認しています。今回はunix_socketプラグインを利用しないため、「n」→「Enter」キーを順番に押下してください。

Switch to unix_socket authentication [Y/n] n

下記はrootアカウントのパスワードを変更するかを確認しています。すでにrootアカウントのパスワードを設定しているので、「n」→「Enter」キーを順番に押下してください。

Change the root password? [Y/n] n

下記は匿名ユーザーでも利用できるようになっているので、匿名ユーザーを削除するかを確認しています。セキュリティー的に削除した方が良いので、「y」→「Enter」キーを順番に押下してください。

Remove anonymous users? [Y/n] y

下記はリモート(localhost以外)での利用を禁止するかを確認しています。セキュリティー的に禁止した方が良いので、「y」→「Enter」キーを順番に押下してください。

Disallow root login remotely? [Y/n] y

下記はデフォルトで用意されている「test」データベースを削除するか否かを確認しています。不要なので「y」→「Enter」キーを順番に押下してください。

Remove test database and access to it? [Y/n] y

下記は今回の変更を今すぐ反映させるかを確認しているので、「y」→「Enter」キーを順番に押下してください。

Reload privilege tables now? [Y/n] y
STEP
ファイヤーウォールを設定する

ファイヤーウォールを設定して、外部から接続するためのポート番号のみ解放させる

具体的な手順

①ファイヤーウォールが起動していなければ起動させる

下記を実行してファイヤーウォールの実行状態を確認する

$ ufw status

「状態:非アクティブ」と表示されたら、下記を実行してファイヤーウォールを実行させる

$ ufw enable

もし下記が表示されたら、「y」→「Enter」キーの順番に押下してください。

Command may disrupt existing ssh connections. Proceed with operation (y|n)?

②下記を実行して必要なポート番号

$ ufw allow 22/tcp
$ ufw allow 3306/tcp
$ ufw allow 30110
$ ufw allow 30120
$ ufw allow 40120
22tera term接続用ポート番号
3306外部からのデータベース接続用ポート番号
30110, 30120FiveMとの接続用ポート番号
40120txAdminの接続用ポート番号

③下記を実行してファイヤーウォールを再起動する

$ ufw reload

④下記を実行して変更が反映されていることを確認する

$ ufw status

②で設定した内容が実行結果に表示されていることを確認してください。

⑤下記を実行してデータベースに接続する

$ mariadb

⑥アカウントを作成する

> CREATE USER '{ユーザー名}'@'%' IDENTIFIED BY '{パスワード}';

※{ユーザー名},{パスワード}には任意の値を入力してください

⑦下記を実行して⑥で作成したアカウントにすべてのテーブルに対して読み取り、編集、実行できる権限を付与する

> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO '{ユーザー名}'@'%';

※{ユーザー名}には⑥で設定した値を入力してください

⑧下記を実行して権限変更を反映させる

> FLUSH PRIVILEGES;

⑨下記を実行してデータベース接続を終了する

> quit;
STEP
「FiveM」をインストールして起動する
具体的な手順

①FiveMダウンロード先となるディレクトリ(フォルダ)を作成して、作成したディレクトリに移動する。

$ mkdir /home/fivem_server
$ cd /home/fivem_server

※本記事ではディレクトリを「/home/fivem_server」にしておりますが、別の場所にインストールするのであれば、「/home/fivem_server」を自由に変更してください。

FiveMダウンロードサイトに遷移する

③FiveMファイル(圧縮ファイル)のURLを取得する

「LATEST RECOMMENDED」を右クリックして「リンクのアドレスをコピー」を押下する

④下記を実行して、FiveMファイル(圧縮ファイル)をダウンロードする

$ wget {FiveMファイルのURL}

※{FiveMファイルのURL}には③で取得した値を入力してください

⑤下記を実行して、圧縮ファイルを解凍する

$ tar -xvf fx.tar.xz

⑥圧縮ファイルは不要となるので、下記を実行して圧縮ファイルを削除する

$ rm fx.tar.xz

⑦下記を実行してFiveMを起動する

$ bash ./run.sh

⑧実行結果の下記部分の2つ目URLと4桁数字(PINコード)を控える

【手順3】Cfxアカウントの作成とライセンスキーの発行

STEP
Cfxアカウントを作成する

Cfx.reへアクセスしてCfxアカウントを作成しましょう。

具体的な手順

Cfx.reへアクセスする

②「Create your account」を押下する

③ユーザー情報を入力して「Create your account」を押下する

④入力内容に問題がないか確認の上、「Create your account」を押下する

⑤アカウントアクティベートのメール送信されたことが表示される

⑥⑤で記載されているメールアドレスにメールが送信されているので記載されているURLを開く

⑦「Click here to activate your account」を押下する

⑧規約を読んで問題なければ「Decline」を押下する

⑨下記ダッシュボードが表示されれば、アカウント作成されログインできていることとなる

STEP
ライセンスキーを発行する
具体的な手順

①「Register a new server」を押下する

②登録するサーバー情報を入力して「Generate」を押下する

③ライセンスキーが発行されるので、「Copy」を押下して控えておく

【手順4】FiveMサーバーの設定を行う

STEP
txAdminに接続して設定を行う
具体的な手順

①【手順2】のSTEP7の④で控えたURLにブラウザで遷移することでtxAdminが開かれるので同じく控えたPINコードを入力して「Link Account」を押下する

②「CONTINUE」を押下する

③任意のパスワード・規約同意にチェックを入れて「Create Master Account」を押下する

④「Next」を押下する

⑤任意のサーバー名を入力して「Next」を押下する

⑥「Popular Recipes」を選択する

⑦「QBCore Framework」を選択する

⑧任意のQBCoreのデータ保管場所を選択して「Save」を押下する

※特に指定する必要がなければ変更なしでOK

⑨「Go to Recipe Deployer」を押下する

⑩「Next」を押下する

⑪【手順2】のSTEP2で取得したライセンスキーを入力して「Show/Hide Database options(advanced)」を押下する

⑫データベース情報を入力して「Run Recipe」を押下する

Database HostVPSサーバーのIPアドレスを入力する
Database Port「3306」を入力する
Database Username【手順2】のSTEP2の②で設定したユーザー名を入力する
Database Password【手順2】のSTEP2の②で設定したパスワードを入力する
Database Name任意のデータベース名を入力する(こだわりがなければデフォルトでOK)
Delete Database「ON」を選択する

⑬デプロイ処理が完了するまで待つ

⑭確認処理が終了したら、「Next」を押下する

⑮「Save & Run Server」を押下する

【手順5】FiveMをインストールしてサーバー接続する

STEP
FiveMをダウンロードする
具体的な手順

FiveMダウンロードサイトにアクセスする

②「DOWNLOAD CLIENT」を押下する

③利用規約をご覧いただき、問題なければ「SURE, I AGREE!」を押下する

④「Five.exe」ファイルがダウンロードされる

STEP
FiveMを起動してゲームを開始する
具体的な手順

①STEP1でダウンロードした「FiveM.exe」を開く

③インストールしているGTA5の起動exeファイルを選択して開く

④「はい」を押下してFiveMをアップデートする

⑤起動を待つ

⑥Rockstarアカウントでログインする

もしアカウントがない場合はこちらからアカウントを作成してください。

⑦利用規約をご覧いただき問題がなければ、「I Accept」を押下する

⑧【手順2】のSTEP1で登録したメールアドレスとパスワードを入力して「Log in」を押下する

⑨「Authorize」を押下する

⑩FiveMアカウントとして登録する任意のメールアドレス・パスワード・ユーザー名を入力して、「Register」を押下する

⑪「Continue」を押下する

⑫「Play」を押下する

⑬「>{IPアドレス}」を入力して検索を行い、検索結果をクリックする

※{IPアドレス}には【手順1】で取得したレンタルサーバーのIPアドレスを入力してください

⑭サーバー接続待ち画面が表示される

⑮ゲームプレイ開始

ゲーム画面が表示されると、プライベートサーバーに接続できたこととなる。

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この記事を書いた人

ゲーム好きのシステムエンジニア
・レンタルサーバーを使った様々なゲームのマルチプレイ設定経験あり
・ゲーム実況チャンネル運用経験あり
・上級ウェブ解析士・SNSマネージャーなど20種類以上の資格保持者

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