XserverVPSを使ってCONAN EXILESのゲームサーバーを立ててみたいけど、どうやればいいんだろう？
このような悩みをお持ちではありませんか？
CONAN EXILESは発売して5年以上たっているにもかかわらず、テンプレートの多いXserverVPSでも用意されていないゲームタイトルで、今後もこのゲームのテンプレートが用意されることは難しいと考えられます。
そのため１からゲームサーバーをご自身で構築することは必須。
このような状況のあなたに、本記事ではXserverVPSを使ったCONAN EXILESのゲームサーバー構築方法を紹介します。
ぜひ、本記事をご覧いただき、仲間とオンラインマルチプレイを楽しみましょう。
前提条件
本記事で紹介する手順について、事前条件があります。もし該当しない方は、準備を済ませましょう。
- 「Ubuntu」インストール済みの「Xserver VPS」サーバーを作成済みであること
- Steam版ゲームソフト「CONAN EXILES」を所持していること
ゲームサーバー構築・マルチプレイ設定手順
では、ゲームサーバーを立ててしてマルチプレイするの手順を紹介します。
今回は「CONAN EXILES」のテンプレートを使用しない前提なので、次サーバーの設定が必要となるため、次の作業を行います。
- ゲームサーバー構築する
- 「CONAN EXILES」ゲーム内からIPアドレスに接続してゲームを開始する
これらの具体的な手順は次の通りとなります。
【手順１】ゲームサーバー構築する
Xserver VPSにログインして管理画面に入り、「VPS管理」を表示しましょう。
設定したいサーバーのIPアドレスを確認して、控えておきましょう。
※わからない場合は下記を参考に確認ください。
下記を参考にサーバーのコンソール画面を開きましょう。
本ゲームはSteamで購入できるゲームのため、ゲームサーバーのインストールや更新に必要となるSteamCMDというアプリが必要となります。下記を参考にSteamCMDをインストールしましょう。
下記を実行してwineとxvfbをインストールしましょう。
sudo apt install wine xvfb
下記を参考にゲームサーバー管理用のアカウントを作成しましょう。
サーバーアプリをインストールするので、それを格納するためのディレクトリ（フォルダ）を作成して、作成したディレクトリに移動します。
次の順番にコマンドを実行して、処理を実行しましょう。
sudo mkdir /home/conan_exiles cd /home/conan_exiles
※本記事ではディレクトリを「/home/conan_exiles」にしておりますが、別の場所にインストールするのであれば、「/home/conan_exiles」を自由に変更してください。
SteamCMDを開いてCONAN EXILESRサーバーをインストールします。
次の順番にコマンドを実行して、インストールしましょう。
/usr/games/steamcmd +@sSteamCmdForcePlatformType windows +force_install_dir /home/conan_exiles +login anonymous +app_update 443030 +quit
※443030：Steam内でCONAN EXILESサーバーを識別するID
下記を実行してゲームサーバーを起動しましょう。
xvfb-run --auto-servernum --server-args='-screen 0 640x480x24:32' wine ~/.steam/steam/steamapps/common/Conan\ Exiles\ Dedicated\ Server/ConanSandboxServer.exe -log
【手順２】「CONAN EXILES」ゲーム内からサーバーに接続してゲームを開始する
IPアドレスを取得したら、実際にゲームからサーバーに接続してマルチプレイを開始しましょう。
ゲームを起動してサーバーに接続しましょう。
①ゲームアプリを起動する
②ゲームを起動する
「プレイ」を押下してゲームを起動しましょう。
③「オンラインプレイ」メニューを押下する
④「今後はこの選択を表示しない」にチェックを入れて「スキップ」を押下する
⑤「直接接続」を押下する
⑥「IPとポート」と「パスワード」を入力して「OK」を押下する
下記を参考に必要事項を入力して、「OK」を押下してください。
- IPとポート
-
「{サーバーのIPアドレス}:7777」形式で入力してください。
- パスワード
-
特に指定していなければ未入力でOK。
ゲームが開始できれば、無事IPアドレスで接続できることが確認できたことになるので、他のメンバーにもサーバー名とパスワードを共有して、マルチプレイを開始しましょう！
