「Rust」というゲームは昼と夜が繰り返し訪れます。もちろん昼・夜それぞれで景色が変わるのでそれ自体も楽しさの一部ではあるのですが、配信者にとってはこれは大きな問題となります。それは、夜の時間は画面が暗くなってしまうためです。配信者は自分が楽しむ以前に視聴者に楽しんでもらうことを大事にしなくてなりません。観ている人が暗くて何をやっているのかわからない時間を減らすためにも、夜の時間を短くすることは大切なことなのです。
この記事では、プラグインを使って昼・夜の時間を調節する方法を紹介しますので、興味のある方はぜひご覧ください。
事前準備
では早速、リスポーン位置を固定化する方法を紹介していきたいところですが、設定するためには、前提条件があります。これに該当しないと、正しく動作しませんので、導入する前に条件を満たしているか、必ず確認しましょう。
1.Rustのゲームサーバーを構築し、マルチプレイ設定が完了していること
※まだ構築していないという方はこちらをご覧ください
2.Rustにプラグインを入れるためのプラグイン「Oxide」を導入済みであること
※まだ導入していないという方はこちらをご覧ください
リスポーン位置の設定方法
下記手順に沿って、Oxideのインストールに必要なzipファイルを取得しましょう。
①umodを開く
②画面右上の「Download」を押下して「TimeOfDay.cs」ファイルをダウンロードしてください。
STEP1,2で「cs」ファイルを取得したものの、これをサーバーに置かなければプラグインの処理が実行されないので、WinSCPなどを用いて、「TimeOfDay.cs」をゲームサーバーフォルダ内の「oxide/plugins」に転送しましょう。
※ゲームサーバーフォルダの場所はご自身の設定やレンタルサーバーで違います
・「ConoHa for GAME」の場合…「/opt/rust_server」
・「Xserver VPS」の場合…「/home/steam/rust_server」
※WinSCPを使った転送方法はこちらをご覧ください
「TimeOfDay.cs」を配置して時間が経過すると時間設定を行うためのconfigファイルが生成されます。しかし、どのぐらいの時間が経過したら生成されるかわからないため、一度ゲームサーバーを再起動して確実にconfigファイルを生成しましょう。(レンタルサーバーの再起動の方法がわからないという方はこちらをご覧ください。)
configファイルを修正して、夜の時間を調整しましょう。
①コンソール画面を開く
②oxideのconfigファイルを開く
$ sudo vi {ゲームサーバーフォルダ}/oxide/config/TimeOfDay.json
- ゲームサーバーフォルダ
-
ご自身で設定しているRustのゲームサーバーフォルダパス。
※ゲームサーバーフォルダの場所はご自身の設定やレンタルサーバーで違います
・「ConoHa for GAME」の場合…「/opt/rust_server」
・「Xserver VPS」の場合…「/home/steam/rust_server」
③configファイルを編集する
i.「v」キーを押下して編集モードにする
ii.下記編集を行う
項目 | 説明 |
---|---|
dayLength | 昼の時間(分) |
nightLength | 夜の時間(分) |
iii.「esc」を押下して編集モードを終了する
iv.「:wq」を押下して保存+ファイルを閉じる
configファイルを変更しただけでは変更内容は反映されません。サーバーを起動するときに設定は読み込まれるので、一度ゲームサーバーを再起動しましょう。(レンタルサーバーの再起動の方法がわからないという方はこちらをご覧ください。)
設定は完了となりますので、Rustゲームを起動して遊びましょう。