自分が作ったゲームサーバーにプレイヤーが入る時パスワード認証させたいということはありませんか?
パスワード設定することで管理者、もしくは、参加者から招待した人のみに参加者を絞ることだできます。
特にオープンワールドゲームの場合、デフォルトで、作成したワールドはオンラインで公開されてしまうこともあるので、その重要度は高くなることもしばしば…。。
本記事では、ご自身で作成したパルワールドサーバーにパスワード認証を導入する方法を紹介します。
※Xserver VPSを利用した手順を紹介しますが、他のサーバーでも基本的には操作は同じです。
事前準備
紹介する導入方法には、前提条件があります。これに該当しないと、正しく動作しませんので、導入する前に条件を満たしているか、必ず確認しましょう。
1.Xserver VPSでRustのゲームサーバーを構築し、マルチプレイ設定が完了していること
※Xserver VPSを借りて構築してみたいという方はこちらをご覧ください
具体的な手順
まずは、サーバー内の設定ファイルに、パスワードを設定しましょう。
①コンソールを開き設定ファイルのあるディレクトリに移動する
XserverVPSでサーバーを作成している場合は次のコマンドを実行してください。
$ cd /home/steam/Palworld/Pal/Saved/Config/LinuxServer/
②設定ファイルを開く
$ vi PalWorldSettings.ini
③「i」キー⇒「Enter」キーの順に押下して、編集モードに変更する
④ServerPasswordに任意のパスワードを入力する
「ServerPassword=””」という記載があるので、””の間に任意のパスワードを入力する
ServerPassword="〇〇〇〇〇"
⑤「esc」キーを押下して編集モードを終了する
⑥「:wq」⇒「Enter」キーの順に押下して、ファイルを保存して閉じる
※もし下記の具体的な方法のようにコマンドを打つのが苦手という方は、下記で紹介しているWinSCPを利用して編集することも可能です。

変更した内容を反映させるために、サーバー本体もしくはゲームサーバーを再起動しましょう。
設定は完了したので、実際にパスワードを入力して接続してみましょう。
①「パルワールド」を起動する

②「マルチプレイに参加する(専用サーバー)」を押下する

③「パスワードを入力する」にチェック、IPアドレス+ポート番号を入力後、「接続」を押下する

④ご自身で設定したパスワードを入力して「確定」を押下する

⑤ゲームが開始されれば、無事パスワード設定・認証が終了となります。
